マレーシアのブロードバンド普及率、19.6%に上昇

7月17日、MCMCからマレーシアのICT事情に関する統計データ『Pocket Book of Statistics, Q1 2012』が発表された。今年第1四半期の最新データが掲載されているだけに、かなり興味深い内容。これまで知らなかったが、このPocket Book of Statisticsは2011年第1四半期から、四半期毎にリリースされている。以下では、個人的に興味あるデータをピックアップしてみた。

まずブロードバンド普及率については、低調ではあるが上昇続けており、今年第1四半期で19.6%に達している。ブロードバンド世帯普及率も上昇を続けており、第1四半期では62.9%となっている。今回のデータで分かったのだが、これまで政府が発表しているブロードバンド普及率と目標値では、多分こちらの数字が使用されていると思われる。

ただ、普及率上昇のペースはかなり緩やかな傾向にあり、今後、政府目標値である2020年のブロードバンド普及率100%の達成に向けた大胆なアクションが必要と感じる。


[マレーシアブロードバンド普及率推移]
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また、各州の100世帯当たりのブロードバンド普及を見ていくと、クアラルンプールが121.1で断トツの数字となっており、続くペラリスとペナンを大きく引き離している。逆に、サバは32.9と普及世帯が最も少なく、マレーシア国内でのデジタルディバイド拡大が鮮明となっている。人口密集地でないことも影響しているだろうが、サバとサラワクでブロードバンド普及率を高めるのは、かなり難しい課題と言える。


[州別100世帯当たりのブロードバンド普及(2012.Q1)]
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面白いデータとしては、報告書において州別のWiFiホットスポットの数が公開されていた。最も多いのがペナンの3,045箇所で、これはペナン州政府が市民に無料開放しているサービスによるものだろう。首都であるクアラルンプールは1,575箇所、行政都市プトラジャヤは55箇所だけという数字が出ており、思っていた以上に少ない印象がある。


[州別ホットスポット数(2012.Q1)]
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次に携帯電話についての統計データだが、今年第1四半期の携帯電話普及率は128.7%となり、依然として高い上昇を続けている。実際、マレーシア国民の携帯電話に対する購買意識はまだまだ高く、高機能のスマートフォンに人気が集まっている。


[携帯電話普及率推移]
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そして携帯電話普及(100人当たり)を州別で見ていくと、クアラルンプールが200を超える数字。ブロードバンド普及と同様、クアラルンプールが高い数字を示している。市民所得やインフラなども影響しているのだろうが、購買意欲はかなり高い。


[州別100人当たりの携帯電話普及(2012.Q1)]
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あと、携帯電話の支払い方法に関しては、依然としてプリペイドが全体の8割近くを占めている。スマートフォンの普及により、インターネットへ接続する機会も増え、携帯キャリアーもそちらへ経営資源を集中してきているものの、ポストペイドによる利用は少ない様子。これを州別で見ていくと、どのような結果になるのか見てみたいが。


[携帯電話契約形態(2012.Q1)]
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他にも、資料中には年齢別でのインーネット利用状況や、ラジオ/テレビなどの媒体に関する統計デートも記載されている。こうしたデータ、もっと広く国民にアピールしたほうが良いと思うが、新聞での扱いも小さく、ほとんどの国民は知らないと思う。

最後に、MCMCのYouTubeページに『Broadband Stories from Malaysia』とのタイトルで、2本の動画が公開されていたので参考までに。






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ナジブ首相、中小企業マスタープランを発表

7月12日、ナジブ首相は国内中小企業の育成計画に関する『SME Masterplan 2012-2020』を発表。計画の詳細はSMECORPに公開されているが、ブックレットはマレー語のみとなっている。マスタープラン全文は127ページと結構厚く、細かく説明されている。







本マスタープランのサブタイトルは「Catalysing Growth and Income」で、2020年の先進諸国入りを目指すために中小企業の育成を加速させる『Game Changer』との位置づけになっている。計画は6つの高インパクトプログラムと32のイニシアチブで構成されており、以下の目標値が設定されている。

GDPに占める割合:2010年の32%から、2020年には41%へ
雇用に占める割合:2010年の59%から、2020年には62%へ
輸出に占める割合:2010年の19%から、2020年には25%へ

また、産業セクターや性別、地域、民族的背景に関わりなく、全ての中小企業を対象としているのが特徴となっており、新規事業を年間6%、高成長で革新的な企業の数を年間10%、それぞれ拡大することを目標に置いている。更に、労働生産性を2010年のRM 47,000から2020年にはRM 91,000へと拡大し、ビジネス・フォーマリゼーション強化が謳われている。労働生産性を8年間で2倍以上に引き上げるとしたら、これまでとは違ったアプローチが求められることになるだろう。

現時点で、国内の中小企業の内、実に77%が零細企業となっており、これを中小の規模にまで押上げることも示されている。これを実現するために、「break-out strategy」という戦略も発表されている。

今回の発表において、民族的背景に関わりなく、公平に小企業を支援していくという姿勢は大事だと思う。マレーシアだと、どうしてもペトロナスやエアーアジアという企業が注目されがちだが、国家が2020年に先進国入りを目指す上では、華やかな大手企業だけでは実現できないだろう。産業基盤を支える中小企業の成長があってこそ、全体の底上げが可能なのであって、政府のさらなる政策に期待したい。

RFIDを使った食肉流通システム

本スライドは、数年前にマレーシア政府機関で提案したものであり、UHF帯RFIDによる食肉の流通システムを構築するといった内容になっています。いまでこそ、UHF帯を使った家畜管理は一般的になってきており、いくつかのRFIDタグは米FDA(食品医薬品局)からの承認も得られていますが、私が提案した時代はLF帯が主流であり、日本の一部ではHF帯が使用されているという状況でした。

しかし、UHF帯の長距離通信特性や反応の良さ、タグの小型化、低価格化などの優位性から、将来的にはUHF帯を使用した家畜管理が大きなポテンシャルを持っていることは業界内でも注目されていました。運よく、当時は韓国のパートナー企業の協力も得られ、独自にUHFタグを開発し、マレーシア政府に提案することができました。しかし、最終的に政府機関は政治的な理由もあり、業界内で標準とされていたLF帯を提案する企業の案を採用しました。

それから数年が経った今、家畜管理技術においてはUHF帯が標準技術の一つとなっており、特にブラジルで積極的な採用が進められています。

また、本スライドでは、技術的な部分を削除した内容となっているので、全体的な流れが良くないと思います。





グローバルイノベーション、マレーシアは32位

7月3日、世界知的所有権機関(WIPO)と国際的ビジネススクールINSEADは、各国のイノベーション指数を取りまとめた『Global Innovation Index 2012』を発表(Release of the Global Innovation Index 2012: Switzerland Retains First-Place Position in Innovation Performance)

INSIDEのGII専用ページ
GII2012レポート全文(PDF)







調査対象は141カ国・地域となっており、114項目でイノベーションの度合いが評価されている。評価項目としては、事業環境や教育、ICTインフラ、ネット利活用等々があるが、面白いところではWikipediaの編集やYouTubeへの動画アップロードといった評価項目もある。あと、品質管理としてのISO 9001や環境ISO14001が組み込まれている点も興味深い。

全体での評価が最も高かったのはスイスで、2位スウェーデン、3位シンガポール、4位フィンランド、5位イギリスとなっている。やはり、アジア勢ではシンガポールが相変わらず強く、日本は25位で韓国の21位より低い評価となっている。あと、米国が10位というのは意外な気もする。

マレーシアは全体では32位となっており、アジア域内では日本に次ぐ順位で、周辺諸国と比べてもかなり評価が高い。ただし、数字の上では成長著しい中国が背後に迫ってきており、来年には位置関係が逆転していると思われる。


[ASEAN5ヶ国+日中韓のイノベーション指数]
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マレーシアの評価詳細を見ていくと、高い評価を受けているのが「理工学卒業(3位)」、「クレジット取得の容易さ(1位)」、「投資家保護(4位)」、「時価総額(5位)」、貿易と競争(4位)、「物品とサービスの輸出(5位)」、「企業使用研究開発費(1位)」、「企業負担研究開発費(1位)」、「州の集積開発(4位)」、「先端技術輸入(1位)」、「先端技術輸出(3位)」、「ICTおよびビジネスモデル創造(8位)」、「ICTおよび組織的なモデル創造(9位)」がある。プラザ合意以降に製造業の誘致を積極的に推し進めたこともあってか、技術開発に関係する項目での評価が高い。特に、先端技術の輸入に関しては、政府主導で国内への技術移転が最優先課題となっており、こうした考えは国内に徹底されている。ただ、技術移転には積極的でも、その技術を取り入れ、自分たちの技術として発展させる部分ではまだ課題が多いと感じる。

逆に評価が低かった項目としては、「報道の自由(97位)」、「解雇のコスト(108位)」、「事業の始めやすさ(90位)」、「海外負担の研究開発費(91位)」となっている。報道の自由については、政府による情報管理がいつも批判されており、驚きはない。解雇のコストについては、マレーシアの労働法が労働者保護を重視しており、企業が従業員を解雇しづらい点はある。実際、多くの企業が解雇の後に元従業員から訴えられ、多額のお金を支払うケースを聞いている。事業の始めやすさについては、私自身はマレーシアは問題ない水準にあり、最近はプロセスの簡素化が進んでいると聞いていたので、意外な印象がする。


[マレーシアのイノベーション指数詳細]
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マレーシアは、ずいぶん前から知識労働者育成に力を入れ、従来の産業構造から生産性の高い知識集約産業への移行を目指してきた。2012年度予算案発表においても、ナジブ首相は「優秀で創造的、イノベーションある人材の育成」を重要テーマの一つに挙げるなど、最近の政府政策では「イノベーション」という言葉をよく耳にするし、今後の成果に注目したい。

GAS Cylinder Tracking with RFID Technology

マレーシア国内においては都市ガスが整備されていないこともあり、一般家庭やレストランではLPGボンベが使われています。統計が出ていないので何とも言えませんが、相当数のボンベが市場に流通しているのは明らかです。しかし、個々のボンベの追跡はできておらず、紛失や効率性の面で問題を抱えています。また、使用期間など安全性の面でも不安があります。

本スライドでは、RFIDタグを利用することで、そうした諸問題へ対処することを念頭に置いています。事業規模としては大きなものになりそうですが、実際には業者にとって管理するという行為は追加的負担であり、民間主導では難しい面があるようです。

あと、ここではだいぶスライドを削除していますので、ちょっと全体の流れがスムーズではないかも知れません。





Pipeline Maintenance with RFID

マレーシア国内ではガスの産出が行われており、大規模ではありませんが国内にパイプラインが敷設されています。マレーシアの特徴として、設備の維持管理が不得意ということもあり、RFID技術はそうした業務において効果を発揮することができます。

ただ、実際に関連企業へインタビューをしてみると、マレーシアのパイプラインは地中に埋設されており、RFIDの適用が難しい状況でした。とは言え、マレーシア国内においては多くの設備やインフラの維持管理が放置されるか貧弱であり、そのことによって設備が効率的に動作しないなどの問題が引き起こされています。

パイプライン以外でも、多くの領域で維持管理を目的としてRFID技術を利用することが可能だと考えます。


Pipeline Maintenance with RFID
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RFID Applications for Medical Sector

本スライドでは、マレーシアの医療分野における、RFID技術の適用可能領域について示してみました。マレーシア国内では、あまり医療関係についての統計データが開示されていないので、本スライドで示されたデータ興味深いと思います。

また、世界的には医療分野でのRFID技術適用が注目され、多くの導入事例が紹介されていますが、マレーシアの医療機関はそうした技術に消極的な姿勢となっています。一つには、医療費が先進国と比べて安価なため、一部の民間病院以外では費用対効果を見出せないのだと思います。

あと、ここではだいぶスライドを削除していますので、ちょっと全体の流れがスムーズではないかも知れません。





日本製造業の戦略 - 萩平和巳


日本製造業の戦略日本製造業の戦略
(2011/08/26)
萩平和巳/ハイテク・イノベーション研究チーム(著)/高橋友紀/関口諭/加藤エルテス聡志/竹丸淳志/田中宏隆(その他)

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以前、私自身が製造業で働いていたこと、そして海外に住んでいて日本メーカーのプレゼンスが低下していることを感じたこともあり、本書を手にとってみた。

まず、最初の方は日本企業の近未来との題目で、2015年における成功シナリオと失敗シナリオが描かれている。分野は製造業のみならず、医療や農業など多岐にわたっているが、個人的には日本はネガティブな失敗シナリオに陥る可能性が高いように感じる。例えば、農業におけるRFIDタグの活用とクラウドの連携により、農産物の可視化を通じた「情報化農業」を成功シナリオの可能性として挙げているが、日本のRFID利活用はそれほど活発ではない。確かに、センサー技術とRFIDの統合などの基礎技術では高い技術力を誇っているが、実運用となると欧米や中韓と比べても寂しい状況にある。RFIDチップやタグ、或いは読み取り装置に関しても、日本メーカーは国際市場で苦戦しており、その存在をほとんど知られていない。どう見ても、RFIDを活用したシステム作りで国際市場を牽引するだけの競争力があるとは思えない。

また、著者は「無意識性」、「直感性」、「パーソナル性」、そして「感情性」というヒューマン・セントリックが重要と説明し、日本はその技術を有していると言う。ただ、技術力はあっても、実際にそれをビジネスとして活用することでは、日本はあまり上手ではない。

後半部分では、日本企業が世界市場で置かれている位置づけ、或いはなにが競争劣位であるのかが明確に示されている。私はマレーシアに住んでいることもあり、日本メーカーの競争力低下や存在感の低下を、日本にいるよりもはっきりと感じることができるし、多くの部分で著者の指摘に共感できる。ハード優先で市場要望があまり考慮されていなかったり、市場対応へのスピードが遅かったり、国際標準化における政治力での劣位等々。

マレーシア国内の家電市場の場合、韓国製と中国製が市場で強みを見せている。確かに、日本ブランドで市場の信頼性はまだ日本メーカーにあるものの、実際の財布の中身と必要な機能などを考えると、どうしても日本製は敬遠されてしまう。自動車市場はまだ日本メーカーが強みを見せているが、最近韓国メーカーが追い上げてきている。だからと言って、全てにおいて韓国製と中国製に人気が集中しているのかと言えばそうでもなく、ICT関連だとiPhoneやiPadなどの高額なデバイスに人気が集まっている。これまでにない経験、或いは先進性というものに対して、消費者は財布の紐を緩める傾向にあるのだろう。翻って日本の製品を見ると、中途半端なポジションに置かれており、厳しい競争を強いられている。

ただ、本書を読んで感じたのは、やはり日本企業は確かな技術を有しており、完成度においては他を圧倒している事実。ほんの少しビジネスのやり方を変えるだけで、大きく躍進する可能性を有していると感じる。例えば、それは意思決定の方法であったり、グローバル市場への対応力であったりするのだろう。

就職活動

先週末(7月6日)に会社役員より説明があり、今勤めている会社を閉めることになりました。2003年6月にいまの会社からお誘いを受け、マレーシアで9年間もの期間、RFIDの仕事をすることができました。良いスタッフにも恵まれ、国内外の取引先ともネットワークを構築、航空タグ実証試験や世界最小のタグ開発などの先進的なプロジェクトも運営する機会を得ることもできました。個人的には、会社のプロジェクトを通じて、マハティール元首相と接点を得られたことが大きな喜びでした。

同時に、マレーシア特有の政治的駆け引きや国家プロジェクト参入の難しさ、あるいはグレーゾーンのビジネスというものも目の当たりにし、政治力によるパワーゲームも見てきました。また、日本のビジネスの手法が有効でないことに、なんども困惑させられました。

私自身、そうした環境下でできる限りの努力を続けてきましたが、近年の会社を取り巻く内外の事情を総合的に考慮し、残念ながら会社役員は今月末に会社を閉鎖することを決定しました。

この結果を受け、私自身も新しい仕事を探すことになります。今のところ、マレーシア国内で仕事がないか探しています。もし、求人をされていて興味がございましたら、問合せいただけると助かります。

これまでの経験から、マレーシア国内のビジネス事情に精通しており、プロジェクトマネージメントやマーケティング、コンサルティングなどの業務に対応することができます。就労ビザについては、TalentCorpの「Residence Pass Talent 」の審査を通過していますので、2022年までは問題ありません。

お問合せは、eijimurakoso@gmail.comまでお願い致します。


Visual resume murakoso 2011.10
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略歴

高校と大学では電子・電気工学を専攻し、エレクトロニクスに関係する基本的な知識を習得。

大学卒業後、電子部品メーカーに6年間、技術開発の仕事に従事。製品設計や開発だけでなく、製造業における品質管理や技術改善、生産といった業務にも関わり、マレーシアでの量産ライン立ち上げを経験。電子機器、自動車用電子部品、通信機器用部品など数多くの製品を開発。

2003年より9年間、マレーシアのIT系企業にてGeneral Managerの仕事に従事。マハティール首相(当時)を巻き込んで、国家プロジェクトの立ち上げを行う。政府系プロジェクト、外国企業との共同プロジェクト、製品開発などにおける企画、戦略立案、プロジェクトマネジメントを手掛ける。大規模なプロジェクトとしては、クアラルンプール国際空港と香港国際空港間でのRFIDを使用した手荷物管理システム開発がある。本プロジェクトでは空港各社だけでなく、マレーシア航空とキャセイパシフィック、国際航空運送協会IATA、SITA、マレーシア政府、ケンブリッジ大学などを巻き込み、私自身は実務オペレーション全体の統括を担当。また、こうしたプロジェクト以外にも、国内外での展示会イベント企画、会社組織運営などを経験。

また、2006年から約3年間、マレーシア政府系企業とのジョイントベンチャーで設立された会社でHead of Engineeringとして、政府系プロジェクトの企画や開発、運営に携わる。主なものとしては、ハジ巡礼者プログラムへのRFID適用、RFIDによる木材管理システムなど。


Resume 履歴書 2012.05
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プレゼンテーション:RFIDによる不正たばこ流通防止

これも、以前にコンセプトプロポーザルとして作成したスライドですが、使用しなかったので下記に公開します。

マレーシアの不正たばこ流通は年々増加を続けており、近年は全流通量の30%超にまで達しています。そして、たばこの税収、たばこメーカーの売上げも大きな影響を被っています。

政府はセキュリティーマークの印刷などの対策を行ってきましたが、不正たばこに対して効果は得られていません。

そこで、本スライドではUHF帯RFIDタグの適用により、たばこ流通の可視化を行い、不正たばこが流通しづらい環境の整備を提案しています。

ただ実際には、マレーシア国内の取締りが効果的に機能しておらず、RFID技術のみで事態の改善を図ることは困難と言えます。





プレゼンテーション:NFC搭載スマートフォン

以前、NFC搭載スマートフォンを使用したアプリケーション案としてコンセプトプロポーザルを作成しましたが、使用しなかったので下記に公開します。

NFCスマートフォンによる公共物管理
本スライドでは、公共物の維持管理を、NFCスマートフォンを使うことで効率的な業務とすることを提案しています。これより、市民が安全・安心・快適な生活を享受することを目指しています。
特に、クアラルンプール市は多くの公共物を抱えているが、効率的な維持管理ができてない状況に置かれています。




NFC搭載スマートフォンを使った商用車車検システム
マレーシアでは、電車などの鉄道網が整備されていないこともあり、交通手段や輸送手段として自動車が使われています。しかし、毎年多くの人達が事故に巻き込まれ、命を落としています。特に、商用車における事故は深刻な状況にあります。国内では、6ヶ月毎の車検を義務付けているものの、履行されていない状況です。
そうした状況に対し、RFID技術は事態の改善に寄与できるポテンシャルを有しています。中でも、NFC技術とスマートフォンが連動したアプリケーションであれば、全国規模での展開を容易に行うことができます。



プレゼンテーション:Japan Technology

昔、ものづくりに携わった経験から、日本の技術力の変遷についてのプレゼンをまとめてみました。現在は海外に住んでいることもあり、日本にいた時よりも日本技術の優秀さを感じることができる反面、国際市場における日本企業のプレゼンスの低下も大きな問題になっていると思います。

マレーシア国内だと、スマートフォンなどのICTデバイスではアップルなどのハイエンドな製品に人気が集まり、消費者は積極的にお金を出す傾向にあります。対して家電市場においては、日本はブランド力と品質において高い評価があるものの、総合的には韓国メーカーや中国メーカーがビジネスとして成功しています。最近では、自動車市場においても韓国メーカーや中国メーカーが攻勢をかけており、積極性が印象深いです。


Japan technology 2012.07.05
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