マレーシアのICT事情 Apr.2011 - Mar. 2012

この1年間のマレーシアのICT事情を、プレゼン形式でまとめてみました。とりあえず英語版だけですが。




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GS1 MobileCom/NFC Seminar

3月21日、FMMにおいてNFC関連のセミナーが開催される予定。日本などの先進諸国ほどではないが、少しずつNFCに対する動きが活発化してきている。


NFC_seminar_20120321.jpg


マレーシアのNFC関連ニュース

欧米や日本では、小額決済サービスなどでの利活用で盛り上がっているNFCだが、ここマレーシアではあまり関連するニュースは耳にしない。そうした中、2月は2つのニュースがローカル企業よりリリースされていた。

まず2月20日に、RFIDソリューションを提供するSmartag Solutions社とSamsung Malaysia Electronicsが、NFC技術に関して覚書を交わしたと発表(Smartag Signs MOU with Samsung for Mobile Near Field Communication ("NFC") Technology)。Smartagが開発するモバイルアプリケーションに対して、Samsungは自社製品のラインナップをベースとして技術的なサポートを行うという。Smartagは、Malaysian Communications And Multimedia Commissionとの強力なコネクション、EPCISに準拠した Smartrackの提供、そして税関へのRFID導入など 、かなり積極的に事業を展開している。その会社が、NFC事業への参入によって新たな市場を開拓しようとしており、どのようなアプリケーションに着手するのか興味がある。

そして翌2月21日には、マレーシアのDMD Mobile Sdn. Bhd.という会社が、NFC機能を搭載したスマートフォン『M3』を発表。このスマートフォンはマレーシア科学技術革新省との共同開発となっており、安価なスマートフォンを実現したというもの。

ただ、ウェブページには詳細が公開されておらず、スマートフォンもこの『M3』(将来的にはフルタッチもリリース)だけとなっている。ニュース記事によると、スマートフォン価格はRM 500を予定しており、低所得者でも手が届く価格帯に設定したと紹介されていた。しかし、マレーシア国内を見ると、RM 500であれば大手メーカーの低廉版スマートフォンを買うことができる筈だが。仕様的には、いまは『M3』が他の低廉版よりも優位にあるように感じるが、大手メーカーは数ヶ月毎に新製品をリリースしてくる。マレーシア企業、それも政府機関と一緒に事業を進めている場合、なかなか継続して製品がリリースされることがなく、市場の競争に置いていかれる事がよく見られる。

あと、政府支援で進められているだけに、予定されているインターネット接続料金は月RM 10とかなり安い。ただ安すぎると、データ量上限や速度制限が掛けられるような気がしないでもないが。

因みに、この会社の設立者兼CEOであるHerve Jegou氏は、以前NFC携帯電話をリリースしたFonelabs社のCEO。だから、その延長線上で『M3』にもNFCが搭載されたのだろう。久しぶりにFonelabs社のウェブを閲覧してみると、全然内容がアップデートされていないし、製品も増えていない。マレーシアの企業らしい…。


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