ムヒディン副首相兼教育相、SPMの英語合格の必須化を検討

マレーシアには、高等中学修了にて受験する全国統一試験SPM: Sijil Pelajaran Malaysiaと呼ばれるものがある。ムヒディン副首相兼教育相は、このSPMで英語の合格を必須条件とすることを検討すると発表。これまでも、マレーシアの英語教育については賛否両論が聞かれてきたが、今回はどうなるだろうか?





今年2月には、マレーシア・イスラム教徒学生組合(PKPIM)が英語による理数系科目の教育制度を非難、野党政党であるPASもそれに同調する姿勢を示している。両者の思惑は異なるだろうが、英語教育に対する反対運動は結構頻繁に行われている。Merdeka Centerが昨年第4四半期に実施した調査では、過半数の人が英語による理数系科目教育に賛成しているようだが、これも微妙な数字と言える。

因みに、2003年に理数系科目の英語教育を導入したマハティール氏は、ムヒディン副首相兼教育相の提案に賛意を示しており、さらに英語による理数系科目の教育制度も変更すべきでないとコメントを発している。

私見ではあるが、英語教育以上に疑問に感じているのが、(知人の子供が通っている公立学校でのことだが)マレー系学生だけがモラルの授業を免除されていること。モラルの授業は日本でいえば道徳の授業に相当するのだろうが、マレー人はイスラム教を信仰しているからモラルの授業は不要という考えのようだ。ただ、10代の学生による犯罪はマレー系でも顕著に発生しており、街中での行動を見てもとてもモラルが整っているとは言い難いのだが。

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首都圏でヘイズ深刻化

先週辺りからKLの空気が白く濁り、私自身体調の優れない日々が続く。咽喉の痒み、目の痛み、そして頭痛と吐き気。あきらかにヘイズによる影響だが、Ministry of Healthのウェブを見てもH1N1に関する告知のみで、ヘイズに関する情報はない・・・。新聞にもそれらしい情報は掲載されていない。

今週に入ってさらに空気の濁りが酷くなり、ようやく新聞各紙でヘイズの話題が取り上げられる。政府においてもDepartment of Environmentが大気汚染指数(API: Air Pollution Index)を8日から発表している様子(以前はMinistry of Healthで発表していたと記憶していたが・・・)。で、13日にDepartment Of Environmentへアクセスしてみるが、なぜかページが表示されない。ニュースサイトで確認してみると、KalngとCheras、Shah Alamは12日の時点で「不健康」のレベルに達しており、マスクをかけている人の姿も紹介されていた。

新聞発表によると、やはりインドネシアのスマトラ島で野焼きや自然火災が数多く確認されている。さらに、エルニーニョ現象の影響で降雨量が減少しており、更なるヘイズの悪化が懸念されているとのこと。
野焼きに関しては、数年前にマレーシアとインドネシアで政府レベルでの折衝が持たれ、事態改善に向けた合意があったと記憶しているがどうなのだろうか?

[自宅から見たKL市内(5月13日午前)]
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